標津川で鮭の遡上を眺める。
前日のおじさんに聞いた通り、潮が引いている時は少ない。
羅臼まで移動し、羅臼川でゴメと鮭を眺めてのんびり。
展望台まで登るも、ガスが多くて国後は見えず。
ヒカリゴケ、前回来た時はほとんど無かったけれど、今回は沢山。
間欠泉を見ようと駐車場を探すも、ビジターセンター新築工事の為遠くに停めるハメに。暫く粘るも、間欠泉は噴出せず。
近くの羅臼野営場はヒグマ出没で閉鎖中。熊の湯は地元の人が多そうだったので素通り。
知床峠は眼下も眼上も濃い霧で何も見えず。
ウトロも斜里も飛ばして一気に能取岬へ。
いつもは寒風吹きさらす流氷の時期にしか行かないので、妙に新鮮。
能取岬から能取湖への道は冬期閉鎖にも関わらず、異様に立派なトンネルが開通し他の箇所も拡幅工事中だった。
今年度から冬期も除雪開通させるつもりなのだろうか?
サンゴ草(アッケシ草)、褐色に近づきつつもまだまだ沢山点在。
湖畔にはレイクサイドパーク・のとろというパークゴルフ、キャンプ場、コテージ等を備えた立派なレクリエーション施設が出来ていた。
友人に前々から行けとさんざん言われていた常呂の喫茶しゃべりたいへ。
常呂交通センター近くの小さな喫茶店で、流氷ソーダが有名らしい。
で、常呂名産のホタテを使ったカレーと流氷ソーダを注文。
カレーのホタテは肉厚で柔らかく美味、流氷ソーダは…すごくでかい。
ソーダにたどり着くまで、これほど苦労したクリームソーダは覚えが無い。
メニューには流氷ジャンボなるものも存在。
普通でこのサイズならジャンボは…
流氷ソーダにしてやられ、お腹をタプタプ言わせながらワッカ原生花園へ。
ここも冬期閉鎖なので初見学。今回は花ではなく泉が主目的。
海と塩湖に挟まれた細い砂州に湧く真水はワッカの聖水とも呼ばれている不思議な泉。
# そもそもワッカとはアイヌ語のワッカ・オ・イ(水が・ある・ところ)が語源でこの泉から来た地名だとか
海中から真水が湧く箇所は割と有るのだが、陸地から数km離れた砂州で真水が湧く所はここ以外にも有るのだろうか?
ビジターセンターから4kmちょっとと離れているので、自転車を借りての移動。
戻る時にすれ違う多くの人(年配者ばかり)から残りどれくらいかと聞かれるが、正直に答えると皆がっかりしているのが面白かった。
戻ってからビジターセンターでのんびりしたかったが時間切れ。
女満別空港から関空経由で福岡へ帰還。なかなかハードな旅行はこれでおしまい。
とはいかず、寝る間もなく不在時の残務処理と翌日からの鳩間島行きの準備に追われるのであった…