摩周湖や硫黄山は早朝行けば人もいないし駐車料金も無料。
という事で弟子屈を早朝出発。
摩周湖に何度来ても霧は全く見られなかったが、今回初めて霧の摩周湖。というか単なる濃霧…(視界10m未満)。
なんでこうも両極端かな…
第三展望台等は歩道すらよく見えない有様で早々と撤退。
気を取り直して、一度も入った事が無かった川湯温泉駅の足湯へ。
早朝から開いているのか、と感心しつつ足を浸けたら、もの凄く熱っ!
後からおじさんがやってきて「さっき入れ替えたばかりだから熱いよ。
入ってるかどうか見に来た(・∀・)」と言われてしまう。先に言ってくれ…
入れ替えたばかりって事は60度以上、そりゃ火傷もするさ。
足湯は断念して硫黄山へ。
今日はカラスが全くいない(前回は30羽以上いて、パンを投げたら奪い合いで大混乱になった)のが残念。
ガス噴出口まで歩いて行くと、遠くから鳴き声が。周囲を見回すと、山の上からエゾジカの群れがこちらを見ながらしきりと鳴いている。
威嚇で無いのは判ったが、何故鳴き続けるのかは判らず。
引き返し始めると群れは離れて行ったので、「その先は危ないから行くのやめとけ」とでも言っていたのだろうか?
砂湯へ移動。
川湯に泊まるツアー客狙いで、7時前なのにお店やボートは開店準備中。
個人旅行の年配者数人と話しながら、お約束で砂を掘る。
木がはめ込まれた足湯用のスペースが出来ていて、湖の水を引き込んでちょうど良い温度になっていた。
便利では有るけれど、やっぱり自分で掘った方が楽しい。
藻琴半島に移動、早朝なのにカヤックの人が沢山いたので露天風呂はスルーし共同浴場へ。真冬と違って湯量も多く適温。
誰も来ないので小一時間のんびりと浸かる。軽く清掃して退散し津別峠へ。
津別峠へ行く途中濃霧帯に突入。山頂付近は晴れていたものの、展望台からは雲で屈斜路湖は全く見えず。
美幌峠は津別峠より低い為、ガスっぽかったが屈斜路湖が見渡せる。
すっきり晴れると最高にきれいなのだが…
この前の視界5mよりはよっぽどマシだけど、ちょっと残念。
大空町経由で清里町方面へ移動。この辺りは士幌、中標津周辺と並んで5km以上の直線道路が縦横に貫いている地帯。
akai氏に頼まれて大量に仕入れた物を釧網線札弦(さっつる)駅近くの札弦郵便局で送る事に。2つくらいにまとまりませんか?とお願いした所、局員さん総出で創意工夫(空いている段ボールの提供、シュレッダークズを袋に入れて緩衝材作成、最大サイズをギリギリに収まる様に箱潰し、最後は梱包用の紐で連結)してくれて、3つの箱が1つの荷物に。
おかげで送料が予定の半額以下、局員さん達に多謝m(_ _)m
郵便局でひとしきり盛り上がった後、中標津方面へ。
途中で見かけた男鹿の滝の看板につられて寄り道。
舗装道路を3km、ダートを12km進んだ所は斜里岳と標津岳の中間点、斜里川の源にほど近い熊の生息地。
車を降りて熊避けに笛を吹きながら川沿いの斜面を進む事400m、男鹿の滝に到着。なかなかの水量で見事な滝。
帰ってから調べてみたら、この滝は川ではなく滝上部から大量に湧出している斜里岳の伏流水が流れ落ちているものらしい。
斜里川の砂防ダム
冬場は入り込むのが困難な神の子池を初訪問。
バス等の大型車が入り込んでいるらしく、ダートは穴だらけで酷い状態。
小さな池だが湧出量豊富、水は青く澄んでいるが、時期的に落ち葉が
多くて余り水の中は見えず。人も多く個人的にはイマイチ。
裏摩周はガスっぽいものの霧は無し。
霧の中に浮かぶカムイシュ島が見られる日は来るのだろうか…
からまつの湯経由で養老牛方面へ抜ける道、azabu氏の情報通り様相が一変。
こんなに高規格な道路を通す意味が何所に有るのかと(-_-#
からまつの湯も人がかなり多かったので入らず開陽台経由で標津方面へ。
途中でクテクンの滝という看板を発見。冬は入れないしね、という理由で迷わず突入。
7-8kmダートを進んだ終点の看板、クテクンの滝1.2km…(;´Д`)
16時過ぎ、曇りで薄暗い、(・(エ)・)生息地、入山届けから類推する所要時間、現在の体力を考慮し、ここだけは泣く泣く断念。
中標津で買い物をし標津へ、標津に来ると必ず寄る水産加工場でakai氏宛に海産物を発送、真っ暗な中一度も行った事が無かったメロディロード経由で標津市街へ戻る。
郷土料理屋で夕食、カウンター隣の地元のおじさんと話し込む。
話の内容を書ける範囲で書くと、両隣の羅臼、野付と違って標津は鮭しか来ない、漁協は足の引っ張り合いで他所と違って足並みが揃わない、漁業の町なのに魚屋が無い等。意外な話が沢山聞けてとても楽しかった。ご飯も美味しかったよ〜