道東旅行(3日目)

昨夜からの雨を気にしつつ、早朝駒止湖近くのガレ場へ。

雨のおかげで気温は朝としては高めだったが、冷たい雨がレインコート越しに体温をじりじりと奪って行く。
元々うさぎは湿気に弱い生き物なので、雨が上がらない限り出てくる事は無いと覚悟はしていたものの、鳴き声すらほとんど聞けないのは流石に堪える。
90分程待機するも身体が冷えきってしまい、一旦車まで戻り天気予報を確認。昼頃まで回復の見込み無さそうだったので、今回は諦めて先に進む事に(><)

士幌の道の駅でじゃがいも等を購入。一旦帯広へ向かうも、数キロ進んだ時点で頼まれていた士幌農協のポテトチップスを買っていない事に気付き、慌てて戻って購入。
農協のポテチ、まとめ買いをする人が多いのか、普通に箱でも売っていた事に驚く。

帯広で六花亭西三条店に寄り、限定のサクサクミルフィーユ、サクサクマロンタルト、サクサクブルーベリータルトと頼まれ物を購入し足寄へ。

足寄町と言えば、ムネオと千春と日本一広い自治体で有名?だったが、最近の市町村合併で5位にまで転落、それでも町としては今でも最大で、1400平方キロメートル以上の面積(大阪府の75%程)を誇る。
足寄動物化石博物館に寄ろうと思ったら、火曜日休館。
月曜休館だと思っていたのでしょんぼり…

時間が余ったのでチミケップ湖に向かう事に。
途中、4月で廃止になった銀河線の愛冠駅と陸別駅で一休み。
北海道には冠(かっぷ)の付く地名がいくつか有るが、意味はそれぞれバラバラで足寄の愛冠はアイヌ語のアイカップピラ(矢の届かぬ崖)というのが由来らしい。

チミケップ湖は観光客もほとんど来ない、飛行機さえ来なければ(女満別空港に近い)とても静かな湖。時間の関係で30分程湖畔でぼんやりしただけだったが、次はキャンプか湖畔のホテルでのんびり滞在したい感じ。


近くの鹿鳴の滝へ向かうが、なんだか昔見た写真と全く違う景色が(;´Д`)
滝の上がコンクリで固められて悲惨な状態に。土砂崩れで流された道を復旧させる為にやむなく、といった感じだがもう少し景観を気にして欲しかった。

オンネトーに向かう途中、旧北見相生駅につくられた道の駅で休憩。
駅舎や線路が奇麗に保存されている。
一部で有名なシゲチャンランドは残念ながら時間の関係で通過。
ここに限らず北海道は冬期休業が多く、流氷シーズンに良く行く自分にはなかなか行けない所が多いのが難点。

ギリギリ日没間近にオンネトー着。
有名な所なので観光バスも多数入っていて人が多い。
湖面が赤いので良く見てみると、赤い夕日に染まった雌阿寒岳と阿寒富士が!!
日が落ち掛けで湖面の色は楽しめなかったが、こういう景色もなかなか良い。



オンネトー滝の湯まで行こうと思うが、暗いしまた(・(エ)・)が出ると嫌なので断念しかわりに展望台へ。汗をかいて登った頃には完全に暗くなっていてほとんど景色は見えず。活動が活発化している雌阿寒岳から聞こえるゴーという音がなんとも不気味だった。

野中温泉別館の露天風呂、浅い所が有ったのでしばし寝ながら星空を眺めるが、月が明るすぎて余り見えず。
阿寒湖を通過し、濃霧で視界不良の阿寒横断道路を通って弟子屈へ。